めでたさを集める意味の「束ね熨斗」に生命力を感じさせるを赤い牡丹を力強く描いた意匠。さらに虫に食われるほど長く好まれるようにという意味を込めて熨斗に虫食いの穴を描いた「虫食い熨斗」。牡丹は「百花の王」とも言われ早春に咲く富貴な花。
箪笥、長持ちなど婚礼に持参する大きな家具の被い束ね熨斗に牡丹のあしらいが華やか。