松竹梅鶴亀に高砂文様

松竹梅鶴亀に高砂文様
(しょうちくばいつるかめにたかさごもんよう)

能楽「高砂」(夫婦の長命、和合の物語)に由来する文様が描かれ、五幅の生地いっぱいに松竹梅が広がり、阿吽の二羽の翔鶴と蓑龜、そして優しい目をした翁と媼が佇む庭園。平穏で、安らかな景色が描かれている。蓑龜は尾のように長く海藻の付いた特に長寿の亀である。

蒲団表(ふとんおもて)

綿を包む布地。「蒲団皮」「蒲団地」ともいう。来客用や婚礼用の特別な蒲団には、筒描などを施した豪華な表地が用いられた。表地だけが解かれて保存される場合が多い。

  • 松竹梅鶴亀に高砂文様筒描蒲団表
  • 木綿
  • 158.0cm×125.0cm